ボランティア養成講座③を開催しました
「視覚障がい者の理解」と題し、講師に神奈川県網膜色素変性症協会の佐々木裕二さん・サポートとして溝田隆之さんを迎え、お話を伺いました。はじめに、佐々木さんご自身の体験を踏まえたエピソードを交えながら視覚障がいについて理解を深めました。そのうえで、ご自身が普段の生活で活用しているというスマートフォンアプリや福祉用具の紹介をしていただき、「見えにくさ体験」として、ラップの芯や視野狭窄眼鏡をかけて当事者目線の体験を行いました。
最後に、佐々木さんから「視覚障がい者に話しかける時は、“お手伝いしましょうか”と言ってほしい」「方向を示すときは“あっち”“まっすぐ”ではなく、時計の文字盤の方向で言ってほしい」と具体的な声のかけ方を教えていただきました。参加者からは「初めて知る内容が多かった。普段の生活にいかしたい」と感想をいただきました。